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恐怖のカイダン話

夏のある夜。
ある学校の階段数が一段増える、怖~い怪奇話が、ここでも起こっているのである。

静まり返った室内に、

“コツ!、コツ!”

階段を登る足音が響いてくる。

“コツ!、コツ!”

“一段 … 二段 …”

“コツ!、コツ!”

“三段 … 四段 …”

“コツ!、コツ!”

“十段 … 十一段 …”

“コツ!、コツ!”

“十五段 … 十六段 …”

“コツ!、コツ!”

“確かここの階段は、12~13段のはず…”(恐)
“階段数より足音の方がかなり多い …”(冷汗)
 

恐る恐ると、階段を登る音を確かめに行く。

すると…

“階段をなかなか登れずに、足を出しては、引っ込めて、立ち往生気味で登る茶色い影”

ここの怪奇現象は、茶色の老化が引き起こしているのでした。

“立ち往生してもいいけで、落ちるのだけは、やめてね…”
20070731.jpg
怪奇現象の犯人は、あたいで~す(^^ゞ

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