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水戸黄門 さま 第1話

さてさて、急遽、始まってしまった、水戸黄門さまシリーズ。
はじまって欲しくはなかったけど、はじまってしまったものはしょうがない。 < 無理くり、しょうがない と思うようにしてますが…(^_^メ)

第一話は、「水戸黄門さま 藩内に乱れ現る」 

昨日、「切腹(切除手術)」を勧められた黄門さま。
“さてさてどうしたものか…” と悩むこと一昼夜。
答えは出ずである。

そんな黄門さまを抱えた水戸藩(あいん)は、至って元気で、活発に、祭り事(ゴロゴロ、スリスリ、匂い嗅ぎ)に精を出す。
おまけに、お達しが出ていないのに、勝手に農耕(ベッドなどを掘りまくる)に励み、地を興す。
勢いついている水戸藩なのでした。

そんな水戸藩の行動を心配しながら見守る徳川家(保護者)。
水戸藩内部に潜んでいる“忍び”(リンパ腫)と、水戸さまに苦悩をする日々を送るのでした。

一夜明け、今日は、忍び退治 の日(エンドキサン抗がん剤投与の日)。
水戸さまの切腹を考えるのは、後にする事に。

朝食と一緒に忍び退治もしようかな… と思ったのだが、何となく、気乗りがしない。
そんな時は、無理に一緒にせず、後回しに。

すると・・・

朝食を食べている間、徳川家は、朝の見回り支度のため、水戸藩から目を離す。
そして、再び水戸藩の所に戻ってみれば…

何やら、挙動不審。 < ん? ん? どうしたの? また黒一族が何かしたの?
そばには、黒一族の姿もない。

“ひょっとして、また黒一族が、嘔吐したのか…”

と、黒一族を探してみれば、黒一族の前には、食べたばかりのフードの山が… < あ! やっぱり…

水戸藩は、黒一族が、嘔吐などをすると、直ぐに徳川家に訴えに来るのである。
“ババッチから早く片付けて”って感じで訴えるのである。

なんとな~く、黒一族が嘔吐したのとは、ちょっと違う気がしてきた。
今になって思えば、黒一族は、嘔吐をする時、必ず、手間のかかるところ(敷物やソファー、ベッド…(涙))にするのだが、今回は、部屋の隅に申し訳なさそうにブツがある。
直ぐにその違いに気がつかず、なんとな~く、黒一族ではない気がしていたのであった。

ブツを片付けるため、部屋の片隅へ行く。
そして、内容物を確認をしながら拾い上げて行く。

すると・・・

今朝、たまたまサプリが一人分しかなかった物があった。
その一人分のサプリは、難題を抱える水戸藩に与えていた。
その水戸藩だけしか摂っていないブツが山の中から見つかったのである。

“水戸藩だったのね…”
“道理で、部屋の隅に申し訳なさそうにしてあったのね”
“いいんだよ 気にしなくて…”


嘔吐したのが誰だが判明したのは良かったが、水戸藩が嘔吐した事に、ちょっと問題が残った。
忍び退治 の日なのに…

でも、なんとな~く、気乗りがしなくて、朝食と一緒に退治する事をパスした徳川家。
今になってみれば、退治にでなくて正解だったのだ。

その後、嘔吐事件を起こした水戸藩はと言うと、直ぐに元気いっぱいに回復し、何か喰わせろ!ビームを炸裂する。
さてさて、どうしたものか…

と、考えてみるものの、このままほっといて、一揆 でも起こされても困るので、とりあえず、要求に従い、フードを数粒与えてみる。
すると、舶来掃除用具の如く、吸い込んでいく。

調子が戻れば、あとで 忍び退治 もしなくちゃならない。
なので、多少は、何か入っている方が安心でもある。
そんな訳で、水戸藩は、本日2回目の朝食をもらってご満悦になるのでした。
(量は、通常の半分以下)

“さてさて、そろそろ、忍び退治 でも始めますかね ”

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