あいんの気まぐれ日記のトップ
2003年5月26日(月) あいん絶不調(涙 Vol.65
先月の25日過ぎから、ヒート(ハテナ付き)の状態が続いていた
2週間くらい前には、軽い出血も確認され、その後、出血もなくなり、先週の日曜日にヒート終了と判断し、シャンプーリンスをしたのだが・・・

土曜日、あいんのお尻の飾り毛にほんの少しだけ、汚れがあった
う○こが緩かったので、それのせいで汚したのかと思い、その部分だけシャワーで汚れを落とした

深夜、シャワーを浴び、寝る前に、あいんの事が気になり、お尻周辺を確認をすると、出血で飾り毛が汚れている
ヒート? それとも・・・

あいんは、もう時期7歳になる
そろそろシニアになるのである
この時期から子宮蓄膿症などの病気にもなり易くなる
まさか・・・

この数日、あいんは元気がない
食いしん坊なあいん
食べる事になれば、元気百倍になるはずが、お菓子をあげても、大好きなチーズクッキーをあげても、一度口の中に入れては、吐き出して食べる事をしない
食餌のフードも、「早食い競争で優勝するぞー」の勢いで食べていたのが、今は、トッピングされた物しか食べず、後は、残してします
はぁ

季節の変り目のこの季節は、毎年、皮膚炎や原因不明の嘔吐などを起こす
涼しい気候から、蒸し暑くなるのが原因だと思われるのだが・・・

日曜日、あいんの尿と、う○こを持参して朝一番で獣医さんの所へ行く
今までの経緯を説明し、出血している血液の検査と組織検査、尿検査と便の検査を受ける
検査の結果は、
発情期に見られる組織細胞しか検出されてなく、子宮蓄膿症などの疑いはないとの事
軽度の膀胱炎を起こしている であった

以前もヒート時に膀胱炎になった事があるあいん
ヒート時に膀胱炎を起こし易い体質なのかも・・・

先月の25日過ぎからのヒート(?)の原因は、不明であるが、高年齢の影響かも? との意見で、しばらくは様子をみる事となった
検査では、ヒートは、これから始まるとの事
これから3週間 またしても、あいんは、お留守番組となり、
今後は、膀胱炎と子宮内の感染予防の為、抗生剤を服用する事でしばらく様子を見ることになった

食欲不振、水分の過剰摂取、散歩などの運動を拒む
単なるヒートだけのせいであろうか・・・
とても、心配である

 

2003年5月21日(水) 自立 Vol.64
あいんがヒート(?マーク付き)になってから、あいんとびっけのフリーになれるお散歩は個別にしていた
もちろん、ヒート中のあいんの安全のためである

あいんのヒートに「?」マークが付くのは、今までは、ヒートになれば、それなりの出血が確認されていたが、今回は、殆んど出血がなかったので、「?」マークが付いたのだ
犬のヒートが何歳くらいまで続くのか? よく知らないが、あいんはもう時期7歳になる
そろそろシニアである
そのせいで出血が少なくなったのであろうか・・・

個別に扱いを始めた当初、あいんを探しに逃亡を繰り返していたびっけであったが、最近は、あいんを探す為の逃亡はなくなった様子である
しかし、依然、勝手知った場所でのフリーでは、勝手をする
あいんのように、“いざ”と言う時に“戻る”事が未だに出来ないのである
この“いざ”の時に呼び戻しが出来なければ、フリーで遊ぶ事もできない

今までは、あいんと飼い主の両者に依存する所があり、どちらかの意思に背いても、残りの方に依存すれば良い と考えている様子だ
この”都合の良い方に付く”を治す為、あいんのヒート後も、びっけがある程度の自立をして、都合よく物事を捉えないようになるまで単独での扱いをする事にした

さて どうやったらびっけが自立し、周囲やあいんに左右されずに済むのであろうか・・・

あいんとの信頼関係を築けたのは、“どこへ行くのも一緒” そして、“一緒に遊ぶ” だ
この事を繰り返していく内に、見知らぬ土地で不安があっても、飼い主がいれば安心して遊べると学び、飼い主の呼び戻しの重要性を認識したようだ
しかし、びっけは、飼い主もいれば、あいんもいる
見知らぬ土地での不安も“みんなで居れば怖くな!”のようだ(苦笑
この”みんな(飼い主とあいん)”から、“飼い主”がいればにする必要性があるのだが・・・

 

2003年5月2日(金) 世代交代か!? その3 Vol.63

昨日、びっけが来て以来、初めてのお留守番をあいんにさせた
それは、あいんがヒート(?)になったからだ((?)の意味は、次回の掲載予定)

帰宅するまで、あいんを残して競馬場へ弾けに行くか悩みに悩んだ
びっけが、ヒートになって、びっけを残して競馬場へ行く時も、出来ればびっけも連れて行きたい と言う気持ちはあったが、ヒート、びっけの成長(1人でもお留守番をする事や、1人でお散歩をする事 あいんなしで物事が行えるように)のため、お留守番をさせた事ができた
その時、あいんがヒートになれば、逆の現象が起きる
びっけがホームグランド(いつもの散歩コース)以外の場所で、あいんなしで大勢の犬たちに囲まれる環境を試してみたいし、やる必要性を感じていた
しかし・・・
実際に、あいんを残して、出かけるのには一大決心が必要であり、今までも必要と思いながらも実行をする事が出来ずにいた

今回のびっけのストレートパンチ、あいんのヒート(?)、あいん依存症・・・
あいん自身がヒートと言う理由がせめてもの救いで、どうにか単独でのお出かけ、あいんのお留守番をさせる事を実行した
(4日にDiscの大会へびっけ1人で行く予行練習の意味合いもあったしね)

競馬場へ着いて、びっけと共にフィールドへ入る
いつもいるあいんはノーリードで車から降りて、フィールドに入り、びっけはリードに繋がれたままフィールドに入る(逃亡するからね)
いつもと同じようにフィールドに入り、びっけのトイレを済ませる(あいんは留守番)
物を片付け、そしてびっけをフリーにすると、びっけはみんながいる所へ猛ダッシュ
水の入ったバケツを片手に、みんなのいる所へ到着した時には、びっけは一通りのメンバーの確認を終えた所だった
そして、急にびっけは矢の如く今入って来た出入り口へ駆けて行く
一心不乱に目的地に向かって、物凄い勢いで駆けて行く
フィールドを横切り、馬場を横断、そして公道へ
そして、公道へ出て直ぐに自宅の方向へ曲がる姿が見えた

びっけの名前と呼び戻しをしながら、跡を追う(追うと言っても、あっと言う間に姿は見えなくなり、探しに行くが正しい)
フィールドの半分くらいの所まで走り終えた頃、急に馬場を横切り一目散で戻って来るびっけを発見 (ふぅ

幸いな事に、その公道は、袋小路であり、住民もしくは競馬場関係者以外は、殆んど使わない道だったので事故に至らず済んだのであった
しかし、私自身は再び強いショックを受けた
それは、びっけのあいん依存症が、この広々した競馬場の外
それも外の先の公道まで(あいんを)探すと言う事を知らされ、その為、危険な公道にまで飛び出したと言う事実を突きつけられたのだった

びっけをフリーにして、みんなの所へ挨拶に行く事は、いつもと同じ事
びっけのその挨拶には、先にフリーでフィールド入りした、あいんがいるはず、あいんと一緒にいたいの気持ちも含まれている
挨拶を終えた時、あいんがいない そして逃亡・・・

Disc大会で逃亡をするのも、あいん依存症のせいであり、びっけ自身が自立していない為と思っている
今回の逃亡も正にあいん依存症によるものだろ
こんなにあいんを思う気持ちがあるびっけであるのに・・・

前回も書いたが、人が関与できる部分は、限られているが現実
どんなに下位にしたい犬に注意をしても、最後は、犬同士が作るのが上下関係
人の関与で上下を作っても それは人が作った人の都合の上下関係である
実際に、Mixのチビやどんでも経験をしているけど、先住犬を上位付けする事で、どんがチビに対する威嚇は増すばかり
どんは、気が荒い所もあったけど、対人に対しては絶対服従
トラブルになっても、人の一喝でハウスして、引っ込むけど、チビの一生涯を使っても、この上下関係を人が考えるようには出来なかった
これが動物の本能であり、現実

チビは、私の事が大好きだと思っていた
普段は、どんの威嚇などで、控えめにしてトラブルを避ける事をして過ごし、私がチビに遊ぼうとすると、チビは、どんの威嚇より、私と遊びたいとなり、甘えたりして、どんが居ても控える事をしない
それがどんにとって気に入らなく 大喧嘩になる
もちろん 仲裁するし、仕掛けたどんを叱りつける
どんも理解して、ハウスして反省をする
そして、チビは悔しくて、普段喧嘩になってもやらない、私に鼻を鳴らして、訴えるのです
そんな光景を体験した事ある?
もう 悲しくて悲しくて・・・

私が喧嘩の原因を作っているんだ(上下の接し方)
これも、チビを上位に位置付けて接しているから起こるトラブルなのです
私がチビを下位において、どんと先に遊んだりすれば、どんは先に遊んで満足となり、威嚇をする事もないのも事実
だけど、私は修行が足りず、先住犬のチビを上位に置いていた
こんな人の勝手な上下関係で犬に接する事で、犬同士にある上下関係が壊れ、トラブルになるのです
悲しいけど・・・

賛否両論があり、あいんがかわいそうと思われるかもだけど、世代交代は認める
これは、しょうがない事
認めることで喧嘩がなくなり平和が戻るのであれば、必要な事
ただ、現状では変えるつもりはない
最終的に、人の関与で平和が乱れる となれば、平和を維持する為に、しなければならない事だと思う

だからと言ってもあいんをぞんざいに扱う訳ではない
HPとかだと、話題がDiscとかだから、びっけが表に出る事が多いけど、実生活では、あいん7割、びっけが3割で愛情をかけたり、接している
びっけがハイパーな分、この配分で丁度、均等って感じもする
勿論、上下の扱いは、あいんの次がびっけ

上部にも記したけど、びっけのあいん依存症を治す為に、単独での扱いをするように考えているけど、実際にはなかなか出来ない
理由は2つ
1は、時間的制約
2は、あいんを残して、びっけと出かける事 あいんのお留守番がかわいそう と感じてしまうから
びっけのお留守番もかわいそうだけど、理由があれば、しょうがない と我慢が出来る
だけど、あいんのお留守番は、かわいそうで我慢が出来ないが事実
だから、自宅前の数分間のトイレ散歩を単独でする から練習して、あいんのお留守番を耐えられるように努力
やっと最近、自宅前のプチ散歩時の自分自身のあいんのお留守番がかわいそう は耐えられるようになったけど・・・
どこかへ出かける などはまだまだかな

今後、例え上下が入れ替わっても、あいんとびっけの間の関係であって、私とあいんとの仲が変わる訳ではない
だから、例え2番目に接したとしても、あいんが1番なのは変わらない事である

話は反れるが、ゴルを飼っていて、多頭飼いをしたく、次の犬種を考えていた時、「ゴルは飼わない だって、ゴルは○○だけ だから」って意見
私は、「ゴルでも良いよ! だって、ゴル=あいんじゃない
あいんは、あいん
だから、ゴルでもOK
ゴルはゴルの魅力として感じ、あいんはあいんであって別物
もしも、あいんが他界した後だったら、あいんを思い出したり、比較したりして、次の子に失礼であるし、かわいそう、それに堪える自信もない
だから、ゴルは、しばらくは飼えないかも」・・・

ちょっと分かり辛いけど、私の中のあいんは、どんな環境でも、あいんはあいんで変わらない
だから、感情も変わらないって事
そして、1番大切な子

と言っても あいんと特別な事をしている訳ではない
放任状態といえば、そうかもしれない
しかし、それはびっけが来たからか となれば別である(放任状態)
厳密に言えば、私の体は1つであり、あいんに接する時間も半減しているのも事実
しかし、元からしていた事や、びっけの為に手抜きをしている事はない
以前よりも手抜きや手をかけていないは逆である
多頭飼いになった分、今まではしていなかった事や、敢えて過剰に接するように心がけているし行動しているが事実である
どんな時
では、なぜ びっけの方ばかり が映るのかと言うと、それは、びっけとの間に信頼関係が成り立っていないから、成長過程だからだ
厳しく訓練を入れるようなやり方は好きじゃない
成長優先の為、単独での扱いばかりに走る事も好きじゃない
賛否両論だとは思うが、出来るだけ多頭状態で成長をしてくれればと思い、その為、成長が多少遅くなってもしょうがないと思っている
(成長とは、信頼関係であり肉体、精神の成長)
だけど、びっけの場合は・・・
少しずつではあるが、方針(多頭状態での成長を望む)を変えるかもしれない
その為、あいんと単独で接する時間が生れる
逆に、あいんがお留守番や1人の時間が生れる
この1人の時間が、私には我慢できないのであるが・・・

自宅に戻った時や それらと同等になった時、もちろん興奮してお出迎えがある
びっけは、飛び付きが激しく お帰りぃ〜 をするけど、あいんは、ダメと教えたから抱きつかない(びっけに教えていないのは、DiscでのDog Catchなどをこれから教えるつもりでいるから禁止していない Dog Catchを覚えたら徐々に教えるつもり)
あいんは、袖を掴んで、ゴロンするから撫でてとする
びっけがジャンプして踏まれる事の多々
びっけの方が積極的で先に飛び出して来るけど、そんなびっけは、カバンでブロックしたり、弾き飛ばしたりし、あいんを先に撫で撫で(びっけを弾き飛ばして無視)
その間もびっけはウハウハしているけど、左手で押し退ける事をする
このくらいの差を持って接する事で、あいんの温厚で優しくおっとりしているのと、びっけのハイパーとのギャップが埋まり、同等に接していると、本人たちは感じるんじゃないかと思う
これは、帰宅後の1コマに過ぎず、あいんだけを撫で撫でしてぎゅ〜してスキンシップの時は、こんなもんじゃない
(普通の人の只今と言って 頭を撫でる感覚 が この接し方)

なぜ私がソファーで寝るか知ってる? (休日前と平日、深夜にベットに行くまでの時間)
真冬の寒くて眠れない夜でもソファーにいるかって事(ヒーターなし)
それは、あいんと一緒にいたいから
びっけが来る前から、あいんは、真冬の寒い日しかベットにやって来ない
ベットに来る事、2Fに来る事など、全てあいんの意思に任せています(びっけも)
本当は、あいんと一緒に寝たいって思っているけど、「あいん、おいで」って言ってはイケナイのです
それは、人の勝手なのです
遊びや用があって、呼ぶ事はするけど、寝る場所まで呼びつけて、一緒に寝かせる事はしちゃいけない事で我慢しなきゃいけない事なのです
だから、絶対に「一緒に寝よう おいで!」なんて言ってはならないのです
あいんが一緒に寝たくなったら来れば良い! これが、私の伸び伸びと言う事
人の感情を押し付けて、動かす事じゃない って事
だから、真冬の寒い夜でもソファーで一夜を明かすのです
一緒にいたい方が歩み寄る と言う事です
人の都合や欲で寝場所まで決めてはならないのです
だから、私が寝室で寝る時は、そっと行動をして、あいんとびっけの睡眠を妨げない、邪魔しない 刺激しないように行動をするのです
だけど、びっけは寝ていても、8割は一緒に上がって来るし、残りの2割は、夜中に上げって来る

びっけが部屋に来てもベットに来ても、大抵は、2、3回撫でる程度の歓迎方(5割は何もしない)
撫でろと催促して、スリッパをくわえて、テイクしたよ 偉いでしょ って感じにするがね
しかし、あいんが来た時は、興奮を刺激しない程度ではあるが、びっけとは比べ物にならない撫で撫で
(良く来てくれた ありがとう そして うれしいよ とね)
それは、個体差(ハイパー)の違いでもあるが、愛情の違いでもある(かな) (びっけに愛情がない訳じゃない)
あいんがベットで寝ている時は、寝返りも出来ないし、布団も取り返せない
それは、「あいんがベットいるのが邪魔」とあいんに感じさせたくない 一緒にいたいから出来るだけ、あいんが快適に居られるように配慮しての事
びっけの場合は、規制はあるが寝返りもするし、布団も取り返す事をする
それで、びっけが違う場所へ移動したら、それはそれでしょうがないかな とも思う(個体差が受け止める感情を考えての行動)
(連日 一緒に寝ているから たまには居なくなっても と言う余裕からの発言かも・・・)

これが私があいんとびっけと一緒に寝ると言う事

朝、目が覚めて、あいんとびっけが揃ってベットにいると、最高!な一日の始まりと感じる
そんな目覚めでも、決して、おはよう と撫で撫でをしちゃいけないのです
休日でこれから遊びに行けるのならば、撫で撫でもするけど、これから仕事に行くのに、期待をもたせる訳じゃないけど、撫で撫でして興奮させて ハイお終い
これも人の私欲そのもの
だから、起き上がるのも、そっと布団を出て、準備をして、何もせずに心で接するのです

これが私の愛情
何かをするだけが愛情じゃない
相手を尊重する事
自分本位の思考を押し付けない事
これが共存である気もする

話はかなり反れたが、びっけの方が可愛いから、Discして遊べるから、びっけの方がハイパーで優位だから・・・
そんな事で上下関係を見ているつもりもない
受け入れなきゃいけない事実があり、それによって、対応を変えなければならない場合もある
しかし、感情まで変える必要もなく、変える事は不可能だと思う
日記では簡単に書き記して来たが、あいんに対する愛情は変わらない・・・
もちろん びっけに対する愛情も・・・

 

2003年5月1日(木) 世代交代か!? その2 Vol.62

日曜日に続いて、29日の午前中、びっけが再びジャブ(強い態度)をした
今回は、軽い吠えも加わっての事だった

今までにびっけのジャブを見たのは3回
29日のストレート(ジャブに吠えを加えて、ジャブより強い行為)を入れれば4回目である

今まで、ジャブの時に叱った事がない
それは、びっけがジャブをする雰囲気をまったく見せずに、イキナリジャブをして、直ぐに元に戻り、同時に怒る事が出来ないが理由の一つである
まるで、人が切り傷を作り、それを不意に触られて、反射的に一瞬身構える そして直ぐに元に戻る そんな一瞬の行動のようだからだ(一種の本能)

ジャブを入れた後、入れた相手などを見てたりなど、ジャブの続きの行動(ジャブに関連した動き)が、まったくなく、元の状態(伏せしてお腹を出している姿やお座りして待つ姿)に戻った時に叱りつければ、ジョブをして怒られたか? 元の姿をして怒られたのか? さっぱり理由が分からないと思う(それだけ素早いジャブ そして、その後の戻りも何事もなかったような姿 その姿が服従の時が多い 切り返しが素早い)
それに、ジャブが私に対して行われたものならば、少しタイミングが遅れたとしても、びっけは理解し易い気もするが、第三者に対して行ったジャブの動作(動き始めから元の位置に戻る僅かな時間)以外で怒れば、理解に苦しむと思うので叱れないのである

あたり前ではあるが、以前にもジャブではないが、イケナイ事をして、叱った事がある
しかし、びっけ自信は何で怒られているか? 理解をしていなかった気がしてならない
“イケナイ行動が終わる前に叱る”(この行動と叱られる事の関連付け)
びっけの個体差か、フラットの性質か、多頭飼いのせいか・・・
何が理由か分からんが、びっけは、行動と共に叱らないと関連付けが上手く出来ない所がある(1秒後でも関連付けできない)
なので、直後の叱りでは、“何で怒るの?”と困惑している姿をする
この切り返しの素早さと言うか、次の行動をする事で前の行動をころっと忘れる(苦笑)姿と叱りを繰り返している内に、びっけに対する叱り方(教え方)を学んだ気がする

三十数年間一緒に生活をしてきた犬たちに学んだ接し方(叱り方)では、びっけには通用しないのである
このびっけ特有かどうかは分からんが、びっけに対する叱り方に気が付き、びっけにイケナイ事を教えるのは大変である
普通の叱り方が出来る子であっても、イケナイ事を教えるのはそれなりの苦労が必要
びっけの場合は、行動が終わらないうちに教えなければならない
その為、手の届く範囲でイケナイ事をするのを待ち構えていなければ、リアルタイムでびっけに伝える事ができないのである

このリアルタイムで教える事をするのに技が必要であり、その為ある事を良くする
それは、罠を仕掛けるのだ(笑
知らん顔して、悪戯やイケナイ事、注意したい事が出来る場所の傍に身構え、如何にも私は気が付いていない素振りをして、びっけがイケナイ事をするのを待つ、イケナイ事をした瞬間に、首根っこ(親犬が仔犬を持ち上げる所)もしくは、首根っこの横下(耳の下あたり)を鷲づかみ(犬が噛むのと同じ要領)で掴み、顔を固定して、目線を合わさせてキツイ口調とそれに合わせて、握り締めた手に力を入れ、首を揺さぶり、叱らる事をして教えるようにしている
これ以外で教え(叱り)ても、びっけはまるで分からない 逆に、これをやるよう事をやるようになってからは、これはイケナイ事と理解をするようにもなった(理解したからと言ってもイケナイ事をしなくなった訳ではない(苦笑))

私的には、伸び伸びと育てたい! 犬本来の野山を駆け巡り、群れ社会でそれなりの掟に従いながら生きる
そんな事は、実社会では不可能だが、出来るだけ、伸び伸びとして育てたいと思っている

今の私の生活環境では、バリバリに訓練を入れて、飼い主命、飼い主の命令を従うのが生き甲斐! と刷り込みをするより、多少お転婆でも伸び伸び育って欲しいと思う
(訓練が好きじゃないではなく、現私生活では、時間的制約などで、中途半端になり、それで押さえつけたくない)
しかし、人間社会で生活をして行く以上は、最低限の規則に従わなければならないのも分かっている
“人に危害を加える事” 、“自らが危険な状態になる事”などに対しては、時差があろうが、なんであろうが、体を丸めシッポを丸めお腹を出して絶対服従の姿勢をするまで許さない! の方針でもある

今回のびっけのストレートパンチをあいんに放った時、丁度、手が空いていたのと手が届く範囲での事件だったので、もちろん、びっけは鷲づかみされ、キツク一喝!で“キャイン”
その後のあいんは、前回同様に部屋の隅へ避難
そこでも落ち着かずに、玄関へ逃避
犬同士の関係に割って入るのは好ましくないのかもしれないが、このままにはして置けない
大好きなチーズクッキーを取りに席を立つ、すると空かさずびっけも一緒にソファを下りて付いてくるが、
そこで怒りの“シット!”
続いて、“ダウン!”&“ウェイト!”
チーズクッキー片手に玄関に向かうと、そこにはあいんの寂しそうな姿(涙
いつもなら、食餌などが同じ部屋に置かれていない限り、部屋の外へついて来るびっけだが、リアルタイムでの叱りとその後のコマンドでついて来ない(ついて来ないのは初めて)
狭い家なので、玄関であいんに話し掛ける声もあいんがチーズクッキーを食べる音もびっけには聞こえている
しばらく様子を見ていたびっけは、“もう大丈夫かな”と、廊下にそっと顔を出す
空かさず、びっけに“ハウス!”コマンドし、リビングに戻して、ダウンの状態へ
いつもは怒られても、一時でも離れれば、“ウハウハ”して“叱りは終わったよん もう いつものびぃちゃんよん(^^♪ ”となるのだが、今回は、少しはイケナイ事をしたと思ったのか、それとも私が怒っている、叱っていると思ったのか、いつのも“ウハウハ”もせずに、じっとコマンドに従っていたのであった

犬同士の間に入るのは、好ましくないし、好きじゃない
どんな事をしても、24時間365日、目の届く範囲にいられるのならば、ある程度の制御は可能ではある
しかし、実際には、1日の大半を同じ室内で一緒に過ごしているあいんとびっけ
いくら人間が注意して、人の思うような状態を作りあげても、最終的には、犬自信、あいんとびっけ自信が決めて作る上下関係
目の届かない所で、上下が入れ替わり、目の届く範囲で上下を実際とは反対の上下関係で接した場合、トラブルの源になる事まちがいなしである
それと、びっけがあいんにしたストレートパンチで怒られた事を間違って理解し、“怒られた事は、お前(あいん)のせいだ!”と認識して、今は「食」に対する「これは、私の獲物」だから本能的に守る(蹴散らす)から、あいんの存在自体とあいんのせいで襲われた(怒られた)だから、あいんの存在を蹴散らす行動をとらないとも言い切れない
だから犬同士の間に入るのは、好ましくないし、好きじゃない
ひょっとしたら怖いのかも・・・  (注意する事で食以外でエスカレートする可能性)
とは、言っても注意をし様子をみる必要はある

さて どうしたものか・・・

P.S.4月28日世代交代かで、その場で叱らなかったのは、今日、書いたような事(行動が終わる前に叱る)が出来なかったからである
次回、世代交代その3を書く予定

 

2003年4月28日(月) 世代交代か!? Vol.61

びっけは、今年の3月で2歳、あいんは、6月で7歳になる
びっけが増える前までのあいんは、一般的に思われているような、ゴールデン・レトリーバーそのもので、温厚、人懐っこく、賢い
そんな子であった
Dog! Dog! Worldにも書いたが、その温厚さ、大人しさが、びっけを向かい入れる動機になったのだ

びっけの仔犬時代、あいんは、びっけが他の犬から吠えられると、今までにはなかった、吠え返しをするようになり、びっけを守る行動をするようにもなった
遊びも、びっけに合わせて、自分が伏せの状態をし、びっけの高さに合わせて、遊ぶ事もしていた
びっけの成長と共に、びっけは、あいんは、「何をしても怒らない 守ってくれる」と言う意識を持っているようだ

散歩に出かける時などの興奮時、びっけは、あいんも同じように喜ぶと、一種の嫉妬?を起こすようで、あいんの前足を引っ張ったり、耳を引っ張ったりして、あいんの行動を邪魔する事をする
そのくせ、あいんが出遅れたりすれば、しっかりとあいんを待つ
邪魔したり、待ったり・・・(笑

外で、あいんがボールなどに夢中になって1人ガジガジをしていると、びっけは、あいんにマウントをする
どこかへ繋ぎっ放しにし、待たせる事をしても、あいんは、ヒタスラ戻って来る方向を見つめ、びっけは、見つめる事半分、あいんにマウントする事を半分する
まるで、ボールや他の事より、私を構ってくれと訴えているように・・・

これらのびっけの行動は、全て「あいんがびっけ以外に感情を現す時、即ち、びっけの嫉妬」だと思う
だから、マウントして、一生懸命に自分をアピールしたり、散歩時の自分の興奮と、あいんが違うものに対して、興奮する事に妬くのである

そんなびっけが・・・

去年、ペンションで遊びつかれて寝ていたびっけに、姪っ子がびっけを撫でようとした時、びっけが威嚇ではないが、強い態度を取った事がある
(強い態度とは、ボーダーコリーが、群れから遅れそうになった羊の踵に、噛み付くか、噛み付かないくらいの所をチョンと噛む行動
唸りや歯を剥く行為ではない ボクシングのジャブのような感じチョンと1回)
不慣れな場所での宿泊とたまにしか会わない甥っ子に無防備な所を撫でられた為、そのような行動を取ったのかも知れない

この頃、びっけは、滅多にないが、ソファーなどで寝ている時に邪魔で持ち上げて動かそうとすると、軽い唸りを上げる事があった
(今はなく、お腹を出して、撫で撫でを要求)
この行動と姪っ子への強い態度
びっけを甘やかし過ぎたかも・・・

生れてから今日まで、単独で過ごした事のないびっけ
日中は、あいんと2人だけのお留守番
人との接し方や己を押さえる事など、学ぶ事の成長が遅い気がする
(飼い主が甘いからって声も・・・(汗))

Discを始めて、単独での扱い(たまに)を受けたり、見知らぬ場所へのお出かけが増え、びっけ自信も少しずつ成長をし始めてきた
それと同時に、人への接し方が向上し、あいん依存症も少しではあるが、依存せずにいられるようにもなってきた

土曜日(4/26)、夕方と日曜日27日の午前中、いつもの競馬場で弾け飛んだ
急に暑くなったせいか、あいんもびっけもお疲れのようだ

朝の3時間半のお散歩後、あいん++びっけに食餌を与え、コーヒータイム
お茶菓子に一口サイズのシュークリームを用意すれば、もちろん、あいん++びっけは、オコボレ頂戴とやってくる
と、ココまではいつもと変わりなかったのだが・・・

ソファーに腰掛けながら、COFFEEとシューを飲食する
びっけは、ソファーに登って隣でお座りをして、オコボレを待つ
あいんは、足元に座ってオコボレを待つ
これもいつものパターンである
しかし、何回かあいん++びっけ用に用意した犬用のビスケットをあげた後、ちょっとショックな出来事が起きたのであった
それは、あいん++びっけのビスケットがなくなり、あいん++びっけにあげるのをインターバルをあけた時だった
びっけは、じっとして待つ
あいんは、じっとして待ったり、座り直したり(ちゃんと座ったよとアピールするため 座り直す)をしたりして次を待っていた
そのあいんの座り直しの位置がびっけと私の持つお菓子の袋の間だった為、びっけのボーダーのようなジャブがあいんに向かって飛び出しのであった

唸りも歯を剥き出す事もなく、イキナリのジャブ
あいんも私もビックリであり、そして私は強いショックを受けた
まさか、びっけがあいんに対してやるとは・・・

多分、びっけは、あいんに対して、日頃の感情なしで、生き物が生きて行くための「食」を維持するの本能で、「近くに来るな! これは私の獲物だぞ!」と警告を出したと思う
ガブッっとなれば、その場でそれなりの制裁をするつもりではあったが、実際には、ガブッっとなっていない
一瞬のジャブ
あまりにも一瞬の出来事過ぎて、注意する暇もなく、ただただ呆然であった

その後、あいんは、大好きな大好きな食べ物だと言うのに、部屋の隅でイジイジ
呼んでも、びっけが横でじっとして座って待っている限り近づかない
そして、その隅でも落ち着かないらしく、廊下に出たり、入ったり
その際、部屋の中を横切る時も、びっけから1番遠い所に迂回しながら通る姿(涙
その度に、あいんの傍に行って、大好きな大好きなおやつをあげて慰めるが・・・
終いには、1人じゃ(誰かが2Fにいないと)絶対に行かないし、びっけが来てからは、階段の昇り降りでびっけの邪魔(足を引っ張る)が嫌だから、滅多に上がらなくなった2Fへ逃げて行く姿(号泣

あいんの優しい性格、年齢差・・・
権力交代の時期なのかもしれない

・・・

しばらくは、このままの上下関係の扱いを維持し、その結果、トラブルが発生するようであれば、優先順位を再検討する必要があるが、
今のところは、先にあいん、続いてびっけの扱いで、トラブルになる雰囲気はない
このまま様子を見て行く事にしよう・・・

P.S.その後、仲良く同じ車に乗って、競馬場で弾けて、仲良く?(笑)ご帰宅
食餌をして、ソファーで仲良く、爆睡
いつものあいんとびっけであった

ホント、仲が良いのか、悪いのか・・・ (苦笑