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マイクロチップ

ご存知の方も多いと思うけど、知っているだけで、普及が今一歩なマイクロチップ

(picture:大日本住友製薬株式会社製 ライフチップ)

国内では、3社がICチップやマイクロチップ、ライフチップなどの名前でラインナップしているらしい。
長さが約11ミリ、直径2ミリという、ちっこいカプセルを皮下に埋め込む事で固体に番号をつける事を可能とする。
チップは、世界でひとつだけの英数字を記録していて、専用の受信機を近づける事で、記録してある英数字を受信機に送り、その英数字をチップのデーターベースに照合をする事で、飼い主などの情報を得る仕組みになっている(らしい)。

 
現在、東京都、静岡県、福岡県の3箇所で、試験的?に自治体が協力をし、推奨をしているらしい。

先進国の中で、日本は、動物に対する考えが非常に遅れている国のひとつ(らしい)。
ドイツでは、犬小屋の大きさや犬1頭に対して、○○㎡(ヘーベイ)のスペースを与える必要がある。など法律に定められている(らしい)
アメリカも州によって異なるが、犬3頭以上を飼育する場合は、許可が必要。などの制度や、“Animal Police”と言う、警察権限を持った、動物虐待を取り締まる組織も存在する。

この数年で、日本でも動物虐待などを取り締まる法が誕生をしたが、まだまだ先進国の中では、遅れを取っていると思える。
動物虐待を取り締まる法ができる前、(ひょっとして今もかな)、犬の位置づけは、品物として扱われていた。
だから、虐待に関する法ができる前は、他人の犬を虐待したり、傷つけた場合は、器物破損の扱いになっていた(かな)。
飼い主が虐待をした場合は…
自分の品物だから、罰則はなかったのかも…

生体を品物、たとえば、テレビや電子レンジと同等の位置づけていた事自体、先進国の文化としてはいかがなものか? … と思っていた。

動物虐待に関する法などが整備し始まった事をきっかけに、政府自治体も、本腰で力を入れて欲しいところだ。

マイクロチップを義務化し、現在、役所に届け出をする際に、IDチップの番号がないと登録されない。や、チップのデーターベースに繁殖者から飼育者などの情報。
もちろん、譲渡した場合は、履歴として残る。
このように明確に固体の経歴がわかるようなシステムならば、安易な考えで繁殖したり、無責任な飼育や安易に飼いはじめて、後に放棄する。などの事が減るように思える。

マイクロチップの存在が全国自治体で普及しなければ、チップを埋め込んでいても、読み取り機がなければ意味がないので、ぜひ、義務化して欲しいところだ。

義務化されれば、迷子は、直ぐにチップをスキャナーでスキャンして、データベースで照合されて、飼い主を見つける事ができる。
引越しだから野放しにした。とか、山に捨ててきた。などが通用しなくなる世の中になり、飼う人たちが各々、責任と自覚を持ってもらえる事だろうと思える。

と、偉そうな事をこいちゃったが、本当に、マイクロチップは、義務化してほしい!
あいんたちは、チップを埋め込んでいない。
昔ながらの迷子札を首から下げている。
義務化されれば、迷わず、チップを入れる事だろう。
今は、機会があったら、チップを入れてみようかな。程度でいる。
それは、まだまだスキャナー(受信機)とチップの存在が普及していないからだ。
この住んでいる町でもマクロチップを読む事ができる場所は限られているし、迷子などになっても、チップをスキャナーされる確立は、まだまだ少ないと思えるからだ。

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