Top

脾臓腫瘍

 

2021年11月03日

あすた その62

11月3日(水) 術後85日目

 パラディア 6回目

先日のボタボタのあと、
あっちに行ったり、こっちに来たり、
横になりたいけど、落ち着けない。
そんな動きをしていたので、痛みが出ていたのだと思う。

手持ちのステロイドを飲ませるか?
様子を見ながら過ごしていると、徐々に治まってくれたよう。
出すものも出したおかげかもしれない。

出すものが無くても、下血を少しでも出すと、少し落ち着く事もあり、
訴えて来た時は、直ぐに外へ行くようにしている。
尿も同じくである。

翌日の昨日は、落ち着いていたと思う。
朝から獣医さんに行って、ボタボタの事と、パラディアの抗がん剤がなくなったので
継続をするか? の相談に行った。
それと、
痛み止めの相談も。

今回から、
軽度の痛み時用にステロイド。
強い痛み時に、ガン向け?の痛み止めトラマールOD25mgx4。
用意する事にした。
止血剤も再開する事にした。

大きな進展はないが、少し腫瘍が引き締まったようにも見える。(獣医さん
感覚の話しになるので、不定か。
毎日見ている私から見れば、変化なし。
だけど、
眼球の充血だけは、みんな良くなったと言う。
わたしもだ。

高濃度ビタミンのような
立てない食べられない にもなっていないので、
このまま効果がなければ無駄で費用ばかりがになるが、
もう少し続けてみる事にした。

今の状態になって、
高濃度ビタミンで、立てない食べられないになったって事は、
ビタミンの方が強烈に体に影響を与えていた。
イコール、効いていた。 とも考えられる。
今ほど、腫瘍から出血などもなかったしね。

これは、たまたまのタイミングでもあるかもしれない。
だから、分からない。
最初に、パラディアをやって、次にビタミンになれば、
逆のパラディアとなるのかもしれない。

今朝のパラディア 抗がん剤は、チーズに包んで、ムシャムシャで完了。
食べてくれると、薬もスムーズ。
食べる食べない、飲む飲まない。の違いは、介護をするしない。より、
出来る出来ない。近いに等しいと感じている。
食べない、飲めないになると、薬もあきらめてしまい、何もできない感が強くなってしょうがないと思えた。

ボタボタ以降、
立っている時間が、一層と短くなった。
ご飯の用意をしている間も待てなくなり、伏せている。
貧血が強く出ていて、立っているのが辛い。
そんな風に見えている。
だから、見た目で食欲も分かり難い。
食事を取る取らないも、ひと口ずつ手で食べさせて判断をしている。
今回は、しっかりと食べますので、食べるが分かると、ボウルからひとりで食べます。

昨晩も
夜中とか、明け方に出ているので、
今朝の散歩 って事は、どうでもよいって感じになっている。
ご本人様が起きれば、散歩も考えるが、こちらからは起こさない。
起きても、食べる方を優先させる。
食べたそうにしたら、食べる方。
今朝も食べる方を優先し、その後は、伏せていた。
横になって寝る姿ではないので、辛いのかも。
今朝の散歩は、(散歩は一日のスタート)区切りだけど、無しだな。
そんな風にしていると、
乗る気じゃないけど、起きました。
トイレだけでも行きますか。
としたので、外へ。

お天道様が出ているお外は、でれば気持ちも晴れる。
他のわんこにも会い、刺激され、気がつけば、1時間近くも外に出ていた。
と言っても、
150mくらい歩いたところで伏せして、撫でてもらっていただけなんだけどね。
でも、
この外の空気と、他の犬からの刺激とほかの人。
部屋の中でじっとしているよりも絶対に良いはず。
過剰は駄目だけど、伏せているだけだったので、
これで余計に2日間くらいは、長生きができるはず。
そんな風に思える朝なのでありました。

あすた
いっぱい、いっぱい、外の空気が吸えてよかったね。
またいっぱい吸おうね
愛しているよ

 
20211103.jpg


20211103-02.jpg
 

2021年11月04日

あすた その63

11月4日(木) 術後86日目

青空

お日さまでポカポカで気持ちがいい。

少しだけど、元気にお日さま浴びてきました。

 


2021年11月05日

あすた その64

11月5日(金) 術後87日目

 パラディア 7回目

相変わらずの下痢P続き。
まともなブツを見たのはいつだろうか…
ってくらいPが続いている。
調子がいいと少しだけ、盛り上がっている。
この数日は、完全に水。
だから、しゃがんだ瞬間に、手を下に入れて受け止めないと、どうにもならなくなってしまう。
間隔も、深夜から朝にかけては、昨晩のご飯が出る。って感じで、1~2時間ごとに外トイレ
3~5回くらい出て、やっとスッキリ。
昼にまた出て、夕方に出て、晩ご飯。
こんな感じのローテ。
出す方も体力消耗するけど、ご同行者もそれなりに体力を消耗しているのでありました。

それでも、
食べてくれているから、出ちゃうのはしょうがない。

今晩も、
あしたも
あさっても、
いっぱい食べて、造血がんばってね
愛ししているよ
あすた


20211105.jpg

2021年11月09日

あすた その65

11月9日(火) 術後91日目

 パラディア 9回目

日曜日8回目
今日の9回目
抗がん剤

あまり変化はない。

貧血は、強い様子で、直ぐに横になるようになった。

ありがたい事に、ごはんは食べてくれている。
これが一番うれしい。

昨日今日は、雨。
雨が降ると、頭の腫瘍の止血が流れてしまう。
だから、傘もさす。

ひとはレインウェア着て、雨に濡れ、
中腰にかがみながら、犬に傘を差しだす。

お嬢だから、しょうがないね(微笑

愛しているよ
あすた

20211109.jpg

2021年11月14日

あすた その66

11月14日(日) 術後日96目

自分のご飯は、多少は、残す時もあるが、食べてくれている。
貧血が強いようで、トイレ散歩に出たあと、
ボールをやる方向へ行こうとする動きがなくなり元気がなくなってきている。
徐々に、徐々に、弱まっている。

一昨日の夜は、自分のご飯で精いっぱい。
おこぼれ頂戴にもこれず。

昨日は、夕飯のおこぼれ頂戴に来れたので、少し調子が戻って来たと思っていた。

今朝も、ご飯も食べ、貧血で、元気はないが、それなりに調子は良い感じだった。
数時間おきのトイレは、水下痢と血尿のどちらかだったり、両方だったりなので、
行く回数は非常に多い。
本人も体力を使うので、どうにかしたいのだが…
どうにもならず。

昼過ぎ、玄関土間で膀胱?からの大量。
止血ができないので、止まる事を祈るばかりで、汚れたところを洗い流す事しかできず。
あっとう言う間に、洗っては拭きを繰り返して2時間以上で、やっと落ち着いた。

血管肉腫
本当に怖い と思った。

出血する少し前の画。
調子は、良く、私が珍しく頂き物のおせんべいを掴んだら、
おこぼれ頂戴でやって来た。
以前は、当たりまの姿。
今では見られていなかった姿。

   久しぶり!

ほっこりと思えたのに…

あすた
愛しているよ

 
20211114.jpg

2021年11月15日

あすた その67

11月15日(月) 術後日97目

パラディア 12回目

今日で薬がなくなるので、獣医さんへ。

昨日の大量出血から、ぐったりし、ご飯も食べなくなった。
トイレも1~2時間おきに行っていたのがうそのように、回数が減った。
トイレ以外は、ほぼ動かない。
深い眠りに入っている時が長くなった。
痛くて、はぁはぁより、
目を剥いて寝ている方が、安らげていると思うのだが、
そのまま帰って来なくなるのでは?
ちょっと心配でしょうがない。

頭と、
脇腹にある親指くらい大きく、グチョグチョしている腫瘍は、
抗がん剤が効いているのか?
小さくなっている。
しかし、ほかの場所にある腫瘍は、大きいままだったり、成長をしている。
たまたま、頭と脇腹だけピークアウトしただけかもしれないが、
抗がん剤パラディアをやっている意味は、あると思う。

大量出血の検査としてエコーで膀胱内を診察。
問題は無さそうとの事で、おしっこが溜まる前や同時に、
とにかく、オシッコができるタイミングとは別に大量の鮮血が膀胱に溜まり、
それが出て、大量出血となるようだが、出所が分からない。
仮に分かったとしても、開腹手術ができる訳でもないので、
それ以上、あちこちを調べても。
とした。

血液検査の結果は、
極度の貧血14%
肝臓の数値も悪く、抗がん剤パラディアの副作用も考えられる。との事で、
せっかく、小さくなってきたのに、パラディアを中止する事にした。

皮下点滴にて、水分補給と止血剤などの処置を受ける。

耳の付け根にできた腫瘍も親指くらいの成長してしまった。
その部分の確認の為、血の塊を取って行くと、出血。
腫瘍はなかなか止血ができないので、クイックストップを使いながらの止血をした。

点滴は、しばらくの間、毎日、受ける事にする。
獣医さんがお休みの日も、点滴だけやってくれる事にもなった。

これでまたガン腫瘍に対しての治療がなくなってしまった。

 
 
車で数分の獣医さんへの車内。
伏せのまま起きれないと思っていたら、起きて顔を出していた。
その姿が、再び見られて、とてもうれしかった。

あすた
愛しているよ

20211115.jpg

2021年11月18日

あすた その68

11月18日(木) 術後日100目

日曜日の夜から何も食べていない。

月曜日から毎日、
皮下点滴で水分補給と止血剤などを点滴している。
一昨日の夜からは、ペット用カロリー、ビタミン補給の缶ミルクタイプを少しずつ飲んでくれているが、全然足りない。

固形物を口にしない限り、今のままでは、造血はできない。

凄くだるそうにして寝ている。
極度の貧血で、立つ事も難しいよう。

トイレを教えてくる事もできなくなって来た。
だから、
タイミングを見て、テラスなどに出して、させるようにしているが、全てをケアする事は難しい。

水下痢は、食べていないので、この数日は、ない。
何も出すものもない。

寝たまま、少しずつミルクを介護ボウルに入れながら飲ませ、トイレに行く度に、オムツを脱がせる。
時には、オムツの中にしたり、粗相をする。
移動させるのも、押したり、引いたり。
立たせるのも持ち上げての事。
寝ながら履かせるオムツは、慣れが必要で少し大変。

びっけは、オムツ期間が短かったし、オシッコをオムツでした事がなかった気がする。
下痢ではなくちゃんとしたうんこは、座薬を使ったりしていたので、したかもしれないが、オムツのお世話になった記憶がほとんどない。

オムツのお世話になってお世話をした記憶があるのは、ミミである。
お尻周りを拭いたり洗い流したり、定期的に変えたりと、フードボウルのご飯を口持ちに寄せたり食べさせたり、今のあすたと同じようにミルクを飲ませたり。
老衰シニアのお世話をした。

あすたは、老衰ではない。
病気。
血管肉腫。

貧血さえなければ、
腫瘍からの出血がなければ、
老いたシニアになるまで、あと数年はあった。

貧血で体温が下がり気味になるあすたに、フリースをかける。
ミミにかけていた同じ柄のフリースだ。
あの時以来に見る柄と、寝た子にかけ、その姿を見る。
ミミの当時の頃を思い出す。
びっけやあすたと人々の事も

あいんやミミ、びっけの時とは、違う。
あの頃は、他の子たちが励ましてくれ、支えてくれる人もいた。
考えずに頑張れた。
今、
人もこの子たちも去り、
最後のひとりの家族になってしまったあすた。

愛しています。


20211118.jpg

 
20211118-02.jpg

2021年11月23日

あすた その69

11月23日(火) 術後日105目

昨晩から痛みが出始めた。
ヒィヒィと声を出すほどの痛みで見ているのが辛い。

獣医さんに午前中行き、
人も動物も最後に使う最強の痛み止めを打ってもらった。

同じ成分のパッチをした
点滴も
ビタミンも
吐き気どめも
止血剤2種類も
全部
打ってもらった

完全に痛みは抑えられていないようだが
ヒォヒィ言い続けて痛がる姿はなくなった

今は
息が荒いだけでいる

あすた
痛いの我慢してよく頑張っているね
ごめんね
痛いのを取ってあげられなくて

愛しているよ

A411FBCF-5B96-4CDD-97CC-B3B11D1605AF.jpeg

2021年11月24日

あすた その70

11月23日(火) 術後日105目 その2

午前11時くらいに打ってもらった痛み止めは、14時過ぎには効かなくなっていたのか?
それとも、それ以上の痛みなのか?
16時くらいまで、ひぃひぃになってしまう。

その後、
パッチが効いてきたのか?
少し楽になった感じに見え、ひぃひぃもなくなった。

夜になり、
あすたの横で、ゴロンとしよとした時、
何となく、このままゴロンとできない。

そんな事を感じ、
擦りながら、様子を見ていると。

そろそろかもしれない

そう感じた。

大きく荒かった呼吸が短い時間の中、
徐々に、
徐々に、
呼吸が静かになっていった。

8時28分
深い眠りに落ちて行った。

あすた
痛みを耐えてそばにいてくれて本当にありがとう。
まだ逝ってしまったの実感がない。
身体もまだあるしね。
だから、
寝んねしている。
一緒に
今まで通り。
そんな風にしか感じれない。
でも
明日の昼過ぎ
13時から
魂だけになってしまうんだね。
さみしいね
あすた
愛しているよ

20211124.jpg

2021年11月25日

茶色3号 お空へ

本日
2021年11月25日 13:10

茶色3号こと、あすたは、
青空の中、
あいんやミミ、びっけがいるお空へ昇って行きました。

びっけは、あいんと同じ粉骨になりました。
久々にびぃちゃんに会いました。
崩れる事無く、綺麗な状態で
納骨した時のままの姿と位置での再会です。

 
昨日までは、
あすたの姿が見られたので実感も薄く、
頭では理解していても、
闘病している時と同じ姿に実感がなかったのかもしれません。

今、
帰って来て、
誰もいない部屋
あすたの姿ももちろんない。

やっと現実を認識する
もういない現実を…

すると、
辛く寂しく悲しいくてしょうがない。
カーペットや、そこら中にある、あすたの闘病の痕跡。
どこを見てもある。
関連付けがされていない物がない。

辛すぎる。

逝ってしまった時よりも

悲しすぎる。

今までは、次の子のお世話があり、
否が応でも日常を続けてきた。
今は、もう次の子はいない。
これからが怖い

愛しているよ
あすた
 
20211125-03.jpg

寝ているようにしか見えない

 

 
20211125.jpg

ただいま

おかえり 

 

20211125-02.jpg

びぃちゃんも粉骨です。
省エネスペースです(^^♪
 

 
20211125-04.jpg
綺麗な青空
お月様も綺麗に見えました

1 2 3 4 5 6 7 8

アーカイブ