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2015年03月23日

2015年03月23日

前庭疾患 33日目

あまりにも撃沈中の為、

またまた黒1号の魔法のお薬を昨晩から投与する事に。

このお薬は、消炎鎮痛剤で、ファイザーのリマダイルチュワブル(75)ってやつのチュワブルタイプ。

食べやすいように、おやつのようになっているので黒1号も喜んで食べるんだけど…。

昨晩は、余程辛かったのか?

起き上がる気力も乏しく、

頭を動かして目で追うだけ。

しょうがないので、そのまま寝た姿勢のまま、口元へ。

すると、ちゃっかりと食べてくれて投与完了。

あとは、魔法が効いてくれる事を祈るだけ。

すると…。

一晩経ち、

一番つらい朝が来た。

毎朝、

起き上がれるか? 立てるか? 痛みの度合いは? 歩けるか?

そんな心配と不安の中、朝の身支度を始める保護者。

黒1号だけは、ドッグベッドの上で横たわったまま。

 「どうか、今日も立てますように… 今日は、調子が良くなっていますように…」


しばらくすると、

もぞもぞと起きだしてきた黒1号。

普通に、すっと立てるわけではないけど、それなりに一発で立ち上がる。

調子が悪いと、前後?左右?に体を揺らし、

勢いをつけて伏せの姿勢になれないと立ちあがれない。

ご本人様は、普通に立とうとしているのだが、一発で伏せ姿勢になれず、

ゴロンと元の位置に転がり戻り、

再びチャレンジを繰り返し、結果的に振り子の反動じゃないけれど、

勢いがついて伏せの姿勢になれて、それからもぞもぞと立ち上がる。

痛みが緩和すると、力も少しは入れられるようで、

再チャレンジをしなくても済むようなのであった。

動き自体は、かなりびっこは引いていて、昨日と大差ないびっこに見えるけど、

痛みが少ない分、動く回れる量は、2倍、3倍に増えているように見えるのでありました。

ってな訳で、

できれば使いたくないお薬を使う事にした黒1号。

つーか、あの痛々しい状態で、痛みをほっとけるわけがない。

だけど、

副作用も気になり、色々先生に聞いたり調べたりすると、

以前は、休薬期間が必要であり、それなりの副作用とされていたらしいが、

現在では、休薬期間を設けなくても良くなり、副作用も少なくなっているらしい。

薬自体の成分が変わったのか?

それとも臨床データが変わったのか?

よく分からんちんだけど、

「休薬期間が必要ない」を信じて、黒1号の状態を見ながら

量とタイミングを見計らって使う事にするのでありました。

「びぃちゃん、」

「これで少しは楽になれるといいね」

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黒1号:フラットコーテッドレトリーバー びっけ 13歳11か月

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